中国武漢での肺炎の流行をはじめ、世界各地で感染が拡大しております。小さいお子さまから高齢者まで、年齢に関係なく感染する可能性があります。
2020年2月現在、このウイルス対する有効な抗ウイルス薬などがないため、重症化により死者もたくさん出ている状況です。
そのため、しっかりと予防し、感染しないことが大切なのです。
インフルエンザ同様、感染症の予防には、石けんを使った手洗いやアルコール消毒液が有効といわれておりますので、今回は、
意外と知らない!?正しい手洗いの方法をお伝えしたいと思います^^
まずはできることを確実に行いましょう!
手洗いのタイミングって?
・料理や食事をする前
・咳やくしゃみ、鼻をかんだ後
・トイレの後
・登校/出社した時、外から戻ってきた時、帰宅した時
・動物や昆虫にふれた後
※上記以外にも、こまめに手洗いをすることが望まれます。
実践に洗ってみましょう!
★手洗い前
爪は短く切り、指輪、時計などのアクセサリー類は外しておきます。
手を洗う部分はココ!
★洗い方
手を流水で数秒ぬらすだけでは効果はイマイチです。
東京都健康安全研究センター微生物部の調査によると、15秒以上すすぎ洗いをした場合、手洗いをしない場合の約100分の1(約1%)にウイルスの感染価、遺伝子量が減少することが分かっています。
さらに、石鹸を利用し、「10秒間もみ洗いし、15秒間すすぎ洗い」をすると、ウイルスはわずか0.01%程度に減少、「10秒間もみ洗いし、15秒間すすぎ洗い」を2回するとウイルスは0.0001%と、ほぼ除去されるようです。
引用元:https://medical.jiji.com/topics/1545
下の図のようにしっかりと時間をかけて手洗いを行いましょう。
引用元:https://www.unicef.or.jp/index.html
時間の目安ですが、「Happy birthday to you」の歌を2回歌う時間などといわれています。ぜひ、お子さまがいるご家庭ではそのように伝えて楽しく手洗いを習慣化させましょう。
★手洗い後
ペーパータオルや清潔なタオルでよく拭き取って乾かします。タオルは他人と共有せず、個人のものを使用しましょう。
また、髪や顔はウイルスが付着しやすいので、手洗い後は触れないよう注意しましょう。
ここ1〜2週間が感染拡大か収束かの瀬戸際とされています。
今一度、ご自身の予防法を見直してみてはいかがでしょうか。
今回は、感染症予防に対する正しい「手洗い」の方法についてご紹介しました。
この記事が気に入ったらいいね!