小さいお子さんがいる家庭は特に気をつけて!テレビやネットで話題の”やけど虫”に要注意!

今回は、テレビやSNSでも何かと話題の”やけど虫”についてお話しします。
6月から8月にかけてのこの時期は特に注意が必要で、やけど虫による皮膚炎の被害が全国各地で増加中なんだそう。今年はまだまだ予断が許せないようで、9月に入ってからも安心はできない模様です。

《 ”やけど虫”って何? 》

やけど虫なんて初めて聞いたという方も少なくないようです。この虫の正式名称は、”コウチュウ目ハネカクシ科アオバアリガタハネカクシ”と呼ばれているそう。アリのような体形をしていて、成虫体長約6mmから7mm、頭部が黒色、胸部と腹部がオレンジ色、ハネが藍色、末端部が黒色という見ればそれだと分かる特徴的な色彩をしている有毒害虫。日本全土に分布し、特に水田、畑、湿った草地などを好みます。

やけど虫は、卵・幼虫・蛹・成虫のいずれも「ペデリン」という有害物質を体内に持っていて、人の体に止まったときに払い落としたりすると、体液が糸のように付着し、そこが数時間後に線状に赤く腫れて、水ぶくれに。症状はかゆみを感じた後、やけどしたときのような痛みに変わるんだそうで悲惨。目に入ると激しい痛みがあり、結膜炎、角膜炎、虹彩炎を起こすと言われています。

洗濯物やベランダのスリッパの中にいたという報告も多く、ズボンのポケットなどにいるのを知らず履いてしまうとそれだけで下半身が腫れ上がります。首筋を噛まれてしまうと髪の毛を下ろしているのも辛いほどに。症状も各々違っていて、痒すぎる、ヒリヒリする、常にチリチリと熱を持っている感じなど様々。

《 刺されるとどうなるのでしょう・・・》

こうなります。まさに真っ赤に腫れて、線状に水ぶくれ。

《 何か対策はある・・・? 》

まず、家に入れないこと。これが第一。もしも入ってしまったときには素手で触るのはNG。(噛まれなくても分泌液が症状を引き起こします。)
そして虫の死骸にも有害物質は残留していますので、同じくビニール手袋などを使用して注意して処分します。

屋内に侵入してしまった場合は、市販の害虫用エアゾールで直接噴霧して駆除するのがよいそう。もし体に止まったら叩かず、素手で触らないように、そっと取り除くのがポイント!

神戸市北消防団鈴蘭台分団からも拡散希望の投稿があり、そちらを参考にさせていただきました。

出典:facebook.com

写真をよく見ていると、私も最近遭遇していたことに気がつきました^^:
こんなのに噛まれてしまったら、小さいお子さんだと我慢はできないでしょうし、女性の方はせっかくの美肌も台なしです!みなさんもくれぐれもお気をつけください!!

今回は、この時期、特に気をつけたい怖い害虫”やけど虫”についてご紹介しました。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

この記事が気に入ったらいいね!

Share