痛いし、かゆい!!この時期、しもやけになる方が増えてます。

足の指が痛いよーーー!!こんな声が多く寄せられるのがこの時期。私は今はなっていないんですが、ヨガを受けてくださる生徒さんの足指を見てみると、真っ赤でパンパンに腫れていました。「靴が合わないのかな・・・?」「でもいつも履いてたんだけど?」みたいなやりとりがありつつ、行き着いたのが、”しもやけ”。これだったようなんです。

【しもやけって一体どういう症状??】

そういえば、子どもの頃になった記憶が。という方も多いのではないでしょうか。ここではどんな症状なのかを詳しくみてみます。冬が過ぎると自然に治るものだと安心するのは禁物。たかが”しもやけ”と放置していると重症化することもあるようなので、早めの対処が大切です。


出典:http://e-garmin.com/3344/

種類は2つ。

・手足全体が赤くなり、硬く腫れ上がる”樽柿型”
・手足の指やかかと、鼻、耳などに赤い発疹ができる”多型滲出性紅斑型”

どちらであってもジンジンと熱を帯びたようなかゆみが出て、痛痒い。人もよるのですが、触れるだけで”痛っ!!”となる方もいるようで。日常生活に支障をきたす辛い症状だと言えそうです。

ひどくなると水疱ができ、ただれを生じます。また、しもやけになった皮膚が乾燥すると、角質層の厚い部分に亀裂が生じやすくなりますので、ひびやあかぎれができるリスクが高まると言えるのだそうです。

【どうやって治せば良いのでしょうか?】

昔、母に”洗面器を二つ並べて、お湯と水を交互にしてれば治るよ!”と言われ、

納得することなくしぶしぶしていたのを覚えています。ですがこの方法は一応、理にかなってはいたようです。


画像出典:http://www.irisplaza.co.jp/Index.asp?KB=SHOSAI&SID=H227131F

しもやけの原因は血行不良。

つまり血流をスムーズに流れるようにすればいいわけです。上記の洗面器の方法(^^;)や、

 

足指のグーパー運動(その名の通り、足指をグーに握ったり、パーで解放したりします。)も効果があるそうです。

現代人は昔に比べて、足指をしっかり使えていない人がとても多いのだそうです。特に若い女性。高いヒールやオシャレなサンダル。どう考えても足指の力が発揮されることはなさそうなんですよね。

手っ取り早く治したい!!と思われる方も多いかと思います。その場合は、血行促進効果のあるビタミンEを含んだ内服薬や、ビタミンEやヘパリン類似物質が配合された軟膏を使うと効果的だそうです。(こちらはヘルスケア大学を参考にさせていただきました。)

また、皮膚が赤みをおびてかゆみがあるようなら、炎症を抑えるためのステロイド外用剤を塗る。(ステロイド外用剤はしもやけのようなかゆみの強い皮膚炎に対して抗炎症作用があります。)掻きこわして症状が悪化する前に、早めにステロイド外用剤を使ってバシっと短期間で治すことがオススメなんだそう。ステロイドはちょっと・・・と考える方ももちろんいらっしゃるかと思いますが、私は短期間でバシっと治す派です。ここは押し付けではありませんので、個人の好き嫌いになるかなと思います。

以上です!!

今回は、この時期気になる”しもやけ”についてご紹介しました。

 

 

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