みなさん、おフロに入るのは好きですか??若い方だと、半身浴と言って比較的温度の低いお湯に腰から下まで浸かるというものがデトックス効果があると言われ流行っていますよね。しかし、スポーツクラブに勤める知人の統計上、ご年配の方になるほど、”熱いお湯”が好きなんだと言います。
でも、これって大丈夫なんでしょうか?今回は、特に冬に気をつけたい入浴法についてご紹介します。
【良かれと思ってしていることが・・・】
注意1:41度以上の熱いお湯
そうそう、昔から両親に熱いお湯にしっかり肩まで浸かって温まるのよ!!なんて言われた覚えのある方も少なくないはず。ただし、その入浴法こそがなんと熱中症を引き起こしてしまうのだと言います。熱いお湯に入れば入るほど、身体の水分量は体外に出てしまします。お肌がとても乾燥しやすい状況を自ら作り出してしまってるんです。本当に気をつけたいですよね!
注意2:肩まで30分以上浸かる長風呂
本当、肩まで入るのが好きな方って多いんですよね。実は私もその一人です。しっかり入らないと入った気にならないという方が多いんだと言います。しかし、長風呂をしていると、必ずといっていいほど手や足の指先がシワシワになってきませんか?これは身体の中にあるバリア機能のある保湿成分がどんどん湯船に流れていっていることを意味するのだと言います。乾燥だけですめばいいですが、症状が悪化すると湿疹が全身に広がってしまうということもあるそうです。
【脱衣所は温めて。浴室も温めて。】
これはどういうことかというと、湯船だけが温かい状況をできるだけなくすべきだということなんです。冬になると、得に心筋梗塞起こりやすいと言われています。具体的には、風呂場で温まった後、寒い脱衣所で倒れる、といったケースがあるんですよね。
寒くなると、人間の体には血管を収縮させて、体温が低くなり過ぎないよう調節するという機能があるんです。血管が縮まった状態が続くとどうしても血液の流れが悪くなります。動脈硬化が進み、硬くて狭くなった血管を血液が通るときにつまりやすくなるのです。また、血液の流れが悪くなると心臓はより強い力で全身に血液を送り出そうとがんばります。その結果、血圧が上昇して血管や脳、心臓に大きな負担をかけてしまう場合もあるんです。とくに暖かい部屋から急に寒い場所に移動するときに心筋梗塞や脳梗塞などが起こりやすいので注意が必要です。
お風呂の蓋なんてせずに浴室全体をお湯の温かさや適度な湿度でいっぱいにして、お風呂から上がって一気にひんやり、ということのないように脱衣所もある程度のあたたかさであってほしいと思います。暖房費がもったいない!なんて考えないでくださいね⭐️みなさんの身体を守る、立派な健康法の一つなんですから^^
いかがでしたか?世界中の民族からみても、日本人はお風呂を最も好む人種のようですが、本当は肌に体に良くない入浴法を昔からしていたのかもしれない、ということになりそうです。^^;
今回は、冬に特に気をつけたいお風呂の入り方をご紹介しました^^
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