あなたの周りには、咳がなかなか止まらずに長引いている人はいませんか?それって私のこと?と心あたりのある方は、マイコプラズマ肺炎を疑ってもよさそうです。症状が似ているので単なる風邪だと思われがちなのですが、実はマイコプラズマ肺炎だったいうケース、少なくないようです。
今回は、現在全国で広がっているマイコプラズマ肺炎についてご紹介していきます。
【マイコプラズマ肺炎を詳しく知る】
現在、マイコプラズマ肺炎が全国で広がっています。国立感染症研究所によると、今月9日までの1週間に報告された患者数は1医療機関あたり1.33人で、過去10年で最多だった2011年に次ぐ多さだと言います。
【どのような症状があるのでしょうか。】
マイコプラズマに感染すると、高い熱や咳など、風邪に似た症状が出て、重症化すると肺炎を引き起こすと言われています。具体的に起こる症状を確認していきましょう。
・乾いた咳が長い間続いている。
・のどの痛み
・発熱は1日の中で変化しやすい。(下がったと思ったらまた上がり、上がったと思ったら、いきなり下がるような変化。)
・1日を通じて、身体の倦怠感がある。
・頭痛は発熱と共にみられることが多い。
・呼吸困難となって重症化することも。(気管支の細い乳幼児は特に注意が必要になります。)
【マイコプラズマ肺炎を予防する方法】
マイコプラズマ肺炎は、飛沫感染によって人から人へ感染し、時に集団感染を引き起こすことがある感染症です。マイコプラズマ肺炎にかからないようにはどうしたら良いのでしょうか?
1.できるだけ人混みを避ける。
毎日の通勤電車、多くの人が集まる週末のカフェ、流行りのテーマパークなど、どうしても人が多いところってあるんですよね。ただし、できることなら、多くの感染症が流行る時期だけは人混みを避けるのがオススメです。
2.十分な睡眠は免疫力を向上させます。
毎日の仕事や家事で疲労困憊。そんな時こそ良い睡眠を心がけてくださいね。何をするにも、体調があってこそ。仕事も家事もそっちのけでもいいじゃないですか。眠れなくてもいいので、睡眠時間をたっぷりと取ることから。ベッドには早い時間に入りましょう。
3.いつもより栄養バランスを考えて。
最近好きなものばかり食べている、気づいたらピザ、ラーメン、パスタ・・・炭水化物ばかりになってしまっている。身体の状態はかなり危険。
和食を中心として、甘みは旬のフルーツなどで摂るようにしてみませんか?^^
4.うがいは予防の基本中の基本
うがいなんて、してもしなくても同じ!こう思ってる方がとても多いんです。私の周りにもどれだけいるか・・・。うがいはすべての感染症防止の基本中の基本です。うがい薬がすぐに用意できない方は、緑茶や紅茶でも殺菌作用が期待できます。
5.手洗いは20ー30秒が基本。
忘れがちなのは、手首や親指、手の甲。しっかり全体を洗いましょう。飛沫が散ったつり革、階段の手すり、ドアノブ、受話器、いろんなところに病原菌はあるもので、それに触れた手で目や鼻、身体の粘膜に触れることで感染します。
神経質になりすぎるのは問題ですが、自分にできることからしてみましょう⭐️
今回は現在全国で広がっているマイコプラズマ肺炎についてご紹介しました。
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