天気の変化で不調を感じる。その症状、気象病かもしれません。

昔から、「天気が悪いと古傷が痛む」とはよく言ったもの。雨が降りそうになると、関節が痛くなったり、頭痛を起こしたり・・・。天気の変化で体のどこかに不調を感じている方はいませんか?その症状、「気象病」かもしれません。普段から体力のない人は特に注意が必要なんだそう。秋のこの時期は毎年たくさんの台風に悩まされる時期でもあります。少しでも快適に過ごすため、何か対処はあるのでしょうか。
今回は、そんな”気象病”についてお話します。

《 気象病の主な症状 》

・頭痛(多くは片頭痛)
・やる気が出ない
・倦怠感
・理由のない不安感や、ネガティブな気持ちが大きくなる。
・めまい
・眠気
・むくみ(手や足に多くでる)
・関節の痛み(特に膝)
・腰痛、肩こり
・喘息(原因不明の咳)

昨日まで元気だと思っていたら、次の日にはこのような症状が。それは天気の前日や、雨が降る数時間前だったりしませんでしたか?
自分の体調が良くないだけだと気づいていない方が多いのですが、実は”気象病”のせいであることが多いようです。

体調が悪いとひと口に言ってもその症状は様々。中には精神的に参ってしまう人も。ため息が多くなり、悶々と、言葉にできない憂鬱さが襲ってくるのだそう。うつ病を患っている方はその症状が重くなるのもこの気象病に関連するといわれています。

《 では、気象病にどうやって対策する? 》

1.軽いストレッチ

症状の重い方の中には外には出たくないという方もいるようですが、自宅でできる簡単なストレッチで充分です。体を動かすことで、全身の血行促進を。加えて滞りがちなリンパのマッサージも、乱れた自律神経を整える効果があるそうでオススメです。

2.栄養バランスの摂れた食事

自立神経が乱れている状態ですので、いつもより食事に注意が必要となるようです。特に、タバコやお酒の摂りすぎには要注意!タバコは血管を収縮して血流を滞らせ、気象病の症状を悪化させる恐れがあります。

3.睡眠

良質な睡眠は疲れた身体と心にきいていきます。眠る前はアロマを焚いたり、ぬるめのお湯で半身浴をするなどしてみても。そして、いつもより早めにベッドに入りましょう。

いかがでしたか?怠けているだけなのか?と自分のせいにもしかねない”気象病”。そんなものがあるんだ、とその存在を知った方の中には、それだけで気持ちが楽になった方もいらっしゃいます。

今回は、天気が体の不調を招く”気象病”についてお話しました。

 

 

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